スリランカレポート <no.1>
本場のアーユルヴェーダの体験と研修のためスリランカを訪れました。
大自然の中にある「アーユピアサ」というアーユルヴェーダリゾートホテルに、7泊9日のひとり旅です。
アーユピアサは、スリランカのちょうど中央部のマータレーという土地に位置していて、とにかく山奥にあります。
ヒーリングミュージックはここで録音したのではないか??と思うほどの鳥のさえずりや虫の鳴き声、風で葉っぱの擦れる音、雨や水の音にまず驚きます。
雷もよく鳴るのですが、音の大きさも違うように思いました。とにかく、心臓にドドドーンっと響く感じ。
そして、人間以外の生物の方がはるかに多い場所。
人間が完全にアウェイな状態を感じずにはいられませんでした。
元々は虫が大の苦手な私ですが、虫の通り道をふさぐことなどできず、ただただ観察をしていました。
そして、虫たちの「生活」を目の当たりにするとなんとなく少しずつ受け入れられるようになりました。これには自分でも驚きました。
一日のタイムスケジュールは決まっており、早朝のヨガから一日はスタート。
眼に映る景色は緑色でしかない空間で行うヨガは自然との一体感が心地良く、自らの身体と心を思いっきり解放できる時間でした。
そして毎日アーユルヴェーダの専門医にコンサルテーションを受けられ、私の体質にあったトリートメントを午前と午後に毎日2回行います。
その日の体調に合わせて日替わりで行われたアーユルヴェーダトリートメントは、日本でなかなか受けることのできないものばかり。
シーロダーラ、アビヤンガ、ネトラバスティ、サルヴァンガダーラ、ピンダスウェダ、パーシュパスウェダ、ハーブスクラブ、ハーブバス、ハーブフットバスなどなど。
名前だけ聞くと???っていうものばかりですが、とにかくオイルをふんだんに使用し、治療箇所にオイルを染み込ませるようにマッサージをして、そのあとに発汗をするというような流れです。
それが全身の場合も、部分的な場合もあります。
施術で使用する様々なハーブもその山の中で自生しているものなので、フレッシュで力強く感じました。オイルも日本では嗅いだことのないハーブとスパイスの香り。
単純に言い表すとカレーみたいな感じ。。という表現になってしまうのですが、もっと酸味や甘味も感じるような・・・・奥深い香りです。
食事もアーユピアサの農園で採れた野菜やフルーツをふんだんに使用したスリランカ料理です。甘味・塩味・酸味・辛味・渋味・苦味の6つのラサ(味)をしっかり感じるメニューで完全なるアーユルヴェーダ食を堪能できました。
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